皮膚むしり症・抜毛症
神戸市三宮の白鷺メンタルクリニックでは、皮膚むしり症(皮膚摘み取り症)・抜毛症の診療を行っています。「無意識のうちに髪の毛や眉毛を抜いてしまい、薄い部分がある」「皮膚をむしることがやめられない」など、本人も気づかないうちに繰り返してしまう症状に悩まれている方がいます。「意志が弱いから」ではなく、適切な治療によって改善が期待できます。「恥ずかしくて誰にも言えなかった」という方も、まずはご相談ください。
当院の皮膚むしり症・抜毛症における特徴

行動療法と薬物療法を組み合わせた治療
皮膚むしり症・抜毛症に対して、行動療法と薬物療法を組み合わせた治療を行います。行動療法では、症状が出やすい状況を把握し、行動を変えるための具体的な方法をお伝えします。薬物療法ではSSRIなどを使用することがあります。薬の効果・副作用については丁寧にご説明します。
併存する精神疾患への対応
皮膚むしり症・抜毛症は強迫性障害と関連が深いとされており、不安・うつ状態・発達障害などが併存することもあります。当クリニックでは、症状だけでなく、併存する精神症状に対しても総合的に対応します。
十分な説明と患者様の納得を大切にした治療方針
当クリニックでは、治療の選択肢や薬の効果・副作用などを丁寧にご説明し、患者様にご理解・ご納得いただいたうえで治療方針を決定します。「やめられない自分が悪い」と自己嫌悪を感じている方も多いですが、これは意志の問題ではなく適切な対応が必要な状態ですので、安心してご相談ください。
継続的な通院による安定した治療管理
皮膚むしり症・抜毛症は継続的な治療が重要です。通院当初は1〜2週間に1回のペースで状態を確認しながら、安定したら間隔を広げていきます。
十分なお話を聞くことを大切にした診察
症状について「恥ずかしい」「他の人に言えない」と感じている方も多くいます。当クリニックでは判断や批判なく、患者様のお話を丁寧にお聞きします。安心してご相談ください。
皮膚むしり症・抜毛症とは

皮膚むしり症(皮膚摘み取り症)は、皮膚をくり返しつまむ・こする・むしる・削るなどの行動がやめられない状態です。顔・頭・手・腕などの皮膚が傷になることもあります。本人が意識していないうちに行っていることが多く、「また気づいたらやっていた」という声が多いです。
抜毛症は、頭髪・眉毛・まつ毛・体毛などを繰り返し抜いてしまう状態です。無意識のうちに行っていることが多く、薄い部分ができることで外見上の悩みにもつながることがあります。当クリニックでも「無意識のうちに毛を抜いてしまい、薄い部分がある」という主訴でのご相談が多いです。
両疾患とも、強迫性障害と関連した「反復性身体集中行動症」のカテゴリに属するとされています。強いストレスや不安、退屈、集中している時などに行動が出やすいとされています。「やめたいのにやめられない」という苦しさを抱えている方が多く、自己嫌悪につながることもあります。しかし、これらは意志の弱さではなく、適切な治療によって改善が期待できます。
行動療法では、症状が出やすい状況やトリガーを把握し、その場面で別の行動をとれるよう段階的に練習します。一人でやめようとするよりも、専門的なアドバイスを受けながら取り組むほうが効果的なことが多いです。当クリニックでは、患者様の状況に合わせた具体的なアドバイスを行いながら、症状の改善を一緒に目指します。「長年続いているから仕方ない」とあきらめず、まずはご相談ください。
皮膚むしり症・抜毛症の治療

行動療法
症状が出やすい状況を把握し、その状況で別の行動(代替行動)をとれるよう具体的なアドバイスを行います。無意識の行動に気づくためのセルフモニタリングも重要です。
薬物療法
必要に応じてSSRIなどの薬物療法を行います。薬の効果・副作用については丁寧にご説明します。漢方薬のご提案も可能です(保険適用)。
通院の目安・費用
通院当初は1〜2週間に1回のペースで状態を確認し、安定してきたら4週間に1回程度に移行します。健康保険が適用され、3割負担の場合は初診で2,500円程度、再診で1,500円程度が目安です。
よくある質問
Q. 無意識にやってしまうのですが、治療できますか?
無意識の行動であっても、治療によって症状が改善することがあります。まずはご相談ください。
Q. 恥ずかしくて誰にも言えませんでした
皮膚むしり症・抜毛症は「恥ずかしい」「変に思われるかも」と感じて受診をためらう方が多いです。当クリニックでは判断なくお話をお聞きしますので、安心してご相談ください。
Q. 強迫性障害との違いは何ですか?
皮膚むしり症・抜毛症は強迫性障害と関連した「反復性身体集中行動症」に属するとされています。強迫観念を打ち消すための行動というより、無意識または衝動的な行動として現れる点が特徴的です。ただし強迫性障害を併存することもあります。
Q. 皮膚に傷がたくさんついています
皮膚むしり症によって皮膚に傷ができている場合も、まずはご相談ください。必要があれば皮膚科との連携についてご案内します。
Q. 子どものころからやめられません
長年続いている症状でも、治療の対象となります。「もう長いから仕方ない」と思わず、まずはご相談ください。
Q. ストレスが多いと症状が強くなります
皮膚むしり症・抜毛症はストレスや不安が強いときに症状が出やすくなることがあるとされています。背景にあるストレスへの対処も含めて、総合的に対応します。
Q. 発達障害との関係はありますか?
発達障害(ADHDや自閉スペクトラム症)と皮膚むしり症・抜毛症が重なって現れることがあります。複数の症状がある場合も、ご相談ください。
医院情報
〒651-0094 兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町5丁目3番5号 グリーンシャポービル501号
JR三ノ宮駅 東口より徒歩1分
★ 土曜日の午前診療は 9:00〜13:00 で行っております。