解離性障害
神戸市三宮の白鷺メンタルクリニックでは、解離性障害の診療を行っています。解離性障害は、意識・記憶・アイデンティティ・知覚・行動などが統合された状態から切り離される状態です。「記憶が抜けている時間がある」「自分が自分でないような感覚がある」「気づいたら見知らぬ場所にいた」「ふとしたとき現実が夢のように感じられる」などの症状でご相談にいらっしゃる方がいます。一人で抱え込まず、まずはご相談ください。
当院の解離性障害における特徴

環境調整と薬物療法による対応
当クリニックでは、解離性障害に対して環境調整と薬物療法を組み合わせた対応を行います。解離性障害では強いストレスや不安が症状に関わっていることが多いとされており、まずそのストレス源を整理し、環境を調整することが重要です。また、併存する不安・抑うつ・不眠などの症状には適切な薬物療法を行います。
症状の安定に向けた継続的な対応
解離性障害の治療は時間がかかることがあります。当クリニックでは、定期的な通院を通じて状態を確認しながら、症状の安定を目標に対応を続けます。急激な症状の悪化が見られる場合は、入院を含めた対応を検討します。
専門機関への紹介対応
症状の改善が見られない場合や、入院が必要と判断された場合は、適切な専門医療機関への紹介を行います。患者様に最適な治療環境を提供できるよう、連携して対応します。
十分な説明と患者様の納得を大切にした治療方針
治療の選択肢や薬の効果・副作用などを丁寧にご説明し、患者様にご理解・ご納得いただいたうえで治療方針を決定します。解離症状が強い場合でも、患者様のペースに合わせた対応を心がけています。
関連する疾患との並行対応
解離性障害にはPTSD・うつ病・不安障害などが併存することがあります。当クリニックでは、複数の症状が重なっている場合も総合的に対応します。
解離性障害とは

解離性障害は、通常は統合されているはずの意識・記憶・アイデンティティ・行動などが切り離された状態になる状態です。強いストレスやトラウマ体験が背景にあることが多いとされています。
主なタイプには、解離性健忘(特定の出来事や期間の記憶がなくなる)、解離性遁走(突然ふらふらとどこかに行き、自分が誰かわからなくなる)、離人症・現実感喪失障害(自分が自分でないような感覚、現実が夢のように感じられる)、転換性障害(心理的なストレスが麻痺・けいれん・感覚麻痺などの身体症状として現れる)などがあります。
解離性障害の症状は「気のせい」「演技」と誤解されることがありますが、本人が自分でコントロールできない状態であり、適切な診断と対応が必要です。「記憶がとぎれる」「自分が自分でないような感じがする」という症状が続いている場合は、ご相談ください。
解離は強い精神的なストレスやトラウマ体験に対する、こころの自己防衛反応の一つとも考えられています。「こころが耐えられないほどつらい体験から距離を置こうとする」という働きが背景にある場合があるとされています。そのため、解離性障害のある方の中には、過去に強いトラウマ体験がある方も少なくありません。当クリニックでは、無理に体験を話すことを求めることはなく、患者様のペースに合わせた対応を大切にしています。
解離性障害はPTSDと重なって現れることがあります。背景にある問題を丁寧に確認しながら、症状の安定に向けた対応を行います。「自分が何かおかしい気がする」「誰にも理解してもらえない」という方も、まずはご相談ください。
解離性障害の治療

環境調整
解離性障害への対応では、まずストレスの原因となっている環境の調整が重要です。職場・学校・家庭環境での調整について、アドバイスを行います。
薬物療法
解離性障害そのものへの直接的な薬物療法はありませんが、併存する不安・抑うつ・不眠などの症状には薬物療法を行います。薬の効果・副作用については丁寧にご説明します。
専門機関への紹介
症状が改善しない場合や入院が必要な場合は、専門医療機関への紹介を行います。
通院の目安・費用
通院頻度は症状の状態によって異なります。健康保険が適用され、3割負担の場合は初診で2,500円程度、再診で1,500円程度が目安です。自立支援医療制度をご利用の場合は自己負担を軽減できることがありますので、窓口にてご確認ください。
よくある質問
Q. 「気づいたら別の場所にいた」という経験があります
解離性健忘や解離性遁走の症状の可能性があります。受診いただけますので、まずはご相談ください。
Q. 自分が自分でないような感覚が続いています
離人症・現実感喪失障害の症状の可能性があります。「気のせいかも」と思わず、気になる症状が続く場合はご相談ください。
Q. 解離性障害と診断されたことがあります
他院での診断歴がある場合も受診いただけます。これまでの治療経過や服薬歴をお教えいただければ、参考にして診療を進めます。
Q. トラウマ体験が背景にあります
解離性障害の背景にトラウマ体験がある場合も対応しています。無理に体験を詳しく話す必要はありませんので、安心してご相談ください。
Q. 症状が改善しない場合はどうなりますか?
症状が改善しない場合や入院が必要な場合は、専門医療機関への紹介を行います。患者様に最適な治療環境を提供できるよう対応します。
Q. 現実感がないような感覚があります
現実が夢のように感じられる、自分が自分でないような感覚は離人症・現実感喪失障害の可能性があります。気になる症状がある場合はご相談ください。
Q. 体の一部が動かなくなることがあります
転換性障害(機能性神経症状症)では、心理的ストレスが身体症状として現れることがあります。身体検査で異常がないにもかかわらず麻痺や感覚の変化が起きる場合も、ご相談ください。
医院情報
〒651-0094 兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町5丁目3番5号 グリーンシャポービル501号
JR三ノ宮駅 東口より徒歩1分
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