うつ病
神戸市三宮の白鷺メンタルクリニックでは、うつ病の診療を行っています。「気分が落ち込んで何もできない」「毎日が憂鬱で先が見えない」といった症状が続いている場合、うつ病の可能性があります。うつ病は性格の問題や意志の弱さではなく、誰にでも起こりうる病気です。一人で抱え込まず、早めに専門家にご相談ください。
当院のうつ病における特徴

丁寧な問診で状態を正確に把握します
うつ病の治療では、現在の症状だけでなく、いつ頃から・どのような状況で不調が始まったのかを丁寧にお聞きすることが重要です。職場や学校での出来事、人間関係、身体的な変化、生活リズムの乱れなど、さまざまな側面から患者様の状態を把握します。初診時には30〜60分程度のお時間をいただき、焦らず丁寧にお話をお聞きします。
「話せた」という安心感が治療の第一歩になると考えており、診察室では患者様が感じていることをそのままお話しいただける雰囲気づくりを心がけています。
十分な説明と患者様の納得を大切にした治療方針
当クリニックでは、治療の選択肢や薬の効果・副作用などを丁寧にご説明し、患者様にご理解・ご納得いただいたうえで治療方針を決定します。薬物療法が中心となりますが、「なぜこの薬を使うのか」「どのような効果が期待できるか」「副作用はどのようなものがあるか」を一つひとつお伝えしたうえで処方します。治療を押しつけることはありませんので、疑問や不安はその場でお気軽にお申し出ください。
依存性への配慮を含めた薬物療法
うつ病の薬物療法では、忍容性の高い薬剤を優先的に選択することを基本方針としています。依存性のある薬剤の使用は最小限にとどめるよう心がけており、患者様の身体的・精神的な負担が少ない形で治療を進めます。一方で、早期の回復を希望されている場合など、患者様のご状況に応じて柔軟な薬剤選択を検討します。同じ薬を漫然と処方し続けることはなく、定期的に状態を確認しながら見直しを行います。
漢方薬の活用など治療の選択肢を広げた対応
「できれば薬に頼りたくない」「副作用が不安」という方には、漢方薬によるアプローチもご提案しています(保険適用)。漢方薬は西洋薬と比較して副作用が少ないとされており、抑うつ症状や気力の低下、睡眠の乱れなどに対して活用することがあります。西洋薬との組み合わせも可能です。患者様の希望や体質に合わせ、柔軟に選択肢を検討します。
重症例は連携入院にて対応、安心の診療体制
軽症から重症まで幅広いうつ病のご相談に対応していますが、外来での対応が難しい重症例については、医療法人敬性会・神戸白鷺病院への入院のご案内を行う場合があります。神戸白鷺病院は当クリニックの関連施設であり、連携がとれた体制のもとで、スムーズな入院対応が可能です。
うつ病とは

うつ病は、気分の落ち込みや興味・意欲の低下が続く病気です。「悲しい」「楽しくない」「何もしたくない」という気分が長期間続き、思考力や行動力も低下することがあります。職場や学校に行けなくなる、食欲や睡眠が乱れる、疲れやすくなるといった症状が重なることも多く、日常生活に大きな支障が出てくることがあります。
うつ病には、ストレスや環境の変化、身体疾患、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな要因が関係していると考えられています。几帳面で責任感が強い方、物事を丁寧にこなそうとする方がかかりやすいとも言われていますが、あくまで性格の問題や弱さとは異なります。誰にでも起こりうる病気ですので、「自分がうつ病になるはずがない」と思わず、気になる症状があれば早めにご相談ください。
うつ病の治療

薬物療法
うつ病の治療の中心は薬物療法です。主に抗うつ薬が使われます。抗うつ薬は服用してすぐに効果が出るものではなく、一定期間継続することで徐々に症状の改善がみられることが多いです。効果が現れるまでの期間や副作用の出方には個人差がありますので、気になる変化があれば遠慮なくお伝えください。
適切な休養
うつ病の回復において、休養は非常に重要です。「休んでいてもいいのか」と感じる方もいますが、無理に活動を続けることで症状が悪化する場合もあります。診断書の発行にも対応していますので、仕事や学校を休む必要がある場合はご相談ください。
休職に関するご相談は「休職相談」ページもあわせてご覧ください
通院の目安・費用
通院当初は1〜2週間に1回のペースでご来院いただき、薬の効果や副作用、日常生活の変化などを確認します。症状が安定してくれば4週間に1回程度のペースになることが多いです。治療期間は症状の重さや経過によって異なります。健康保険が適用され、3割負担の場合は初診で2,500円程度、再診で1,500円程度が目安です。自立支援医療制度をご利用の場合は自己負担を軽減できることがありますので、窓口にてご相談ください。
よくある質問
Q. うつ病かどうか自己判断できますか?
うつ病は気分の落ち込みや意欲の低下など、日常的に感じやすい症状と重なる部分も多く、ご自身で判断するのは難しい場合があります。「もしかして」と思ったら、まず専門家にご相談ください。受診することで、うつ病かどうか、あるいは別の要因があるかを丁寧に確認することができます。
Q. 薬を飲み続けることへの不安があります
治療に薬を使用する場合は、効果や副作用、服用期間についてわかりやすくご説明します。不安な点はどんなことでもお聞きください。漢方薬など、薬物療法以外の選択肢についてもご提案しています。
Q. 仕事を休んだほうがいいと言われそうで怖いです
医師が無理に休職を勧めることはありません。患者様のご状況やご希望を十分にお聞きしたうえで、最善の対応を一緒に考えます。診断書の発行が必要な場合もご相談いただけます。
Q. 症状が少し軽くなったら通院をやめてもいいですか?
うつ病は、症状が和らいだ段階で治療を中断すると再発リスクが高まる場合があります。薬の減量や通院間隔の変更については、必ず医師とご相談のうえ進めてください。
Q. 家族がうつ病かもしれないのですが、家族だけで相談できますか?
ご家族のみでのご相談は保険外診療(自費)となりますが、対応しています。ご本人の受診が難しい状況でも、まずはご家族のご相談を承ります。詳しくは受付にてご確認ください。
医院情報
〒651-0094 兵庫県神戸市中央区琴ノ緒町5丁目3番5号 グリーンシャポービル501号
JR三ノ宮駅 東口より徒歩1分
★ 土曜日の午前診療は 9:00〜13:00 で行っております。