適応障害

神戸市三宮の白鷺メンタルクリニックでは、適応障害の診療を行っています。適応障害は、特定のストレスがきっかけとなり、気分の落ち込みや意欲の低下、不安など心身に症状が現れる状態です。職場や学校での環境変化、人間関係のトラブル、業務の負担増加など、日常生活の中に原因があることが多く、「自分だけが弱い」のではありません。一人で抱え込まず、早めにご相談ください。

当院の適応障害における特徴

患者様の状況に合わせた現実的な対応

適応障害への対応では、ストレスの原因を特定し、それに対する現実的な対応を一緒に考えることが重要です。当クリニックでは、休職を一律に勧めるのではなく、患者様の状況や希望をしっかりお聞きしたうえで、今の状態に合った最善の選択肢を一緒に考えます。「休むべきかどうか迷っている」という方も、まずはご相談ください。

「今すぐ決断しなければならない」と焦る必要はありません。診察の中で状況を整理しながら、患者様にとって最も現実的な方向性を一緒に検討します。

環境調整のアドバイスと診断書への反映

適応障害への対応において、ストレスの原因となっている環境を調整することは非常に重要です。当クリニックでは、環境調整のアドバイスを必ず行います。必要に応じて、職場や学校への対応内容を診断書に記載することも可能です。言葉にしにくい状況でも、丁寧にお聞きしますのでご安心ください。

休職・復職に関する診断書の発行対応

休職が必要と判断される場合は、診断書を発行します。当日の発行も可能な場合があります(他の患者様の状況によって後日になることもあります)。また、休職期間終了後の「復職可能」の診断書発行にも対応しています。傷病手当金の書類作成にも対応しています。

休職に関する詳しい流れは「休職相談」ページもあわせてご覧ください

産業医・学校など外部機関との連携

ご要望があれば、産業医や学校などの外部機関との連携にも対応します。職場に診断内容を伝える際の書類作成についてもご相談いただけます。一人で職場や学校との調整を行うのが難しい場合は、医療機関として必要な情報提供のお手伝いをします。

十分な説明と患者様の納得を大切にした治療方針

当クリニックでは、治療の選択肢や薬の効果・副作用などを丁寧にご説明し、患者様にご理解・ご納得いただいたうえで治療方針を決定します。薬物療法が必要な場合も、依存性の少ない薬剤を選択することを基本方針としており、必要最小限の処方を心がけています。漢方薬のご提案も可能です(保険適用)。

適応障害とは

適応障害は、特定の状況や出来事がストレスとなり、それによって気分や行動に症状が現れる状態です。職場での異動や人間関係のトラブル、業務量の増加、学校でのいじめや進学・就職の変化、家庭内の出来事など、日常生活の中で起こり得る様々なことがきっかけになります。

症状としては、抑うつ気分、強い不安、意欲の低下、焦り、不眠、食欲の変化、頭痛・胃痛などの身体症状、そして学校や職場に行けなくなるなど行動面への影響が現れることがあります。早期に対処することで、症状の長期化や他の状態への移行を防ぐことが期待できます。

ストレスの感じ方や影響は人によって大きく異なります。周囲から理解されにくいことも多いですが、それはご本人が弱いのではありません。また、適応障害がうつ病など別の状態の前段階になることもあるため、気になる症状が続く場合は早めにご相談いただくことをお勧めします。

適応障害の治療

ストレスの原因への対応(環境調整)

適応障害への対応で最も重要なのは、ストレスの原因となっている状況を改善することです。職場環境の調整や業務内容の変更、学校や家庭内での対応変更など、ストレスの軽減を図ります。一時的に休職や休学を選択することで、状況を整える時間をつくることが有効な場合もあります。当クリニックでは、患者様の状況に合わせた現実的な方針を一緒に考えます。

薬物療法

必要に応じて、抑うつ症状や不眠、強い不安などに対して薬物療法を行います。依存性の少ない薬剤を選択することを基本としており、漢方薬のご提案も可能です(保険適用)。症状の変化に合わせて柔軟に対応します。なお、症状が落ち着いてきた段階で通院頻度を徐々に減らすことも可能です。患者様の状況に合わせて、柔軟に対応していきます。

通院の目安・費用

通院当初は2週間に1回程度のペースでご来院いただき、症状や生活状況を確認します。休職中も定期的にご来院いただき、復職への準備を一緒に進めます。健康保険が適用され、3割負担の場合は初診で2,500円程度、再診で1,500円程度が目安です。

よくある質問

Q. 適応障害とうつ病の違いは何ですか?

適応障害は特定のストレスが原因で症状が現れ、ストレスが除かれると症状が改善することが多いとされています。うつ病はストレスの有無に関わらず症状が続くことが多く、治療法も異なります。症状だけで区別するのは難しいため、受診して確認することをお勧めします。

Q. 「このくらいで受診していいのか」と思います

どんな辛さも、ご自身が感じているならそれは本物です。「大げさかもしれない」と思わず、気になることがあれば遠慮なくご相談ください。早めの相談が、症状の長期化を防ぐことにつながります。

Q. 診断書はその日に書いてもらえますか?

当日の発行も可能な場合がありますが、他の患者様の診療状況によって後日になることもあります。急ぎの場合は予約時にその旨をお伝えください。

Q. 休職中も定期的に通院が必要ですか?

休職中は2週間に1回程度のご来院をお願いしています。症状の経過や復職に向けた準備を確認するために、定期的な診察が重要です。患者様の状況に応じて柔軟に調整します。

Q. 復職するタイミングはどう判断しますか?

復職の判断は症状の安定だけでなく、日常生活が安定して送れているかどうかも大切な基準となります。医師と相談しながら、無理のないペースで復職のステップを踏んでいきます。「復職可能」の診断書発行にも対応しています。

Q. 家族のことで相談したいのですが

ご本人が再診患者であり、同意が得られている場合に限り、ご家族のご相談に対応しています。ご本人が未受診の場合は、まずお電話にてご状況をご相談ください。

Q. 漢方薬でも治療できますか?

適応障害に伴う症状(不安・不眠・抑うつなど)に対して、漢方薬をご提案することもあります(保険適用)。「できれば薬に頼りたくない」という方も、まずはご相談ください。

うつ病のページもあわせてご覧ください

休職相談のページもあわせてご覧ください

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