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統合失調症は100人に1人がかかるとされており、決して珍しい病気ではありません。

好発年齢は10歳代後半~30歳代と言われていますが、40歳を過ぎてから発症することもあります。統合失調症と聞くと幻覚や妄想といった症状を想像されるかもしれませんが、他にも多彩な症状を認めます。

発症当初は、気分が不安定になる、イライラする、強い不安、眠れない、集中できないなど、他の病気とよく似た症状を認めることも多く、なかなか診断がつきにくいこともあります。

また、いつも見張られているような、差し迫っているような気がする、時には実際に幻覚や妄想、興奮状態に至ってしまうこともあります(陽性症状:幻覚、幻聴、妄想、思考障害、不安定な感情、奇妙な言動行動など)。他にも考えや感情をうまくまとめられなったり、現実と非現実の違いがわかりにくくなったり、自分が病気であるとわからなくなることもあります。

適切な対人関係を保つことが難しくなり、だんだん本来できていたことも出来なくなるなど、経過が長期に至ると社会生活や日常生活が困難となってしまうこともあります(陰性症状:感情の平板化、反応の低下、思考力の低下、集中や意欲の低下、興味や関心の低下、言語の貧困化など)。

薬物療法の飛躍的な進歩により統合失調症は治せる病気となりましたが、やはり可能な限り早い段階で治療を開始することに加え、障害された機能を回復させるリハビリ(デイケアや社会復帰訓練)を適切なタイミングで導入することも治療の1つとして重要とされています。

適切な治療を受けることは病気の回復や社会復帰に繋がります。反対に治療が遅れると人格の崩壊に至ることもあるのが統合失調症です。ご心配な点、いつもと違う様子などがあれば、早めに専門家にご相談ください。

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