不安障害は、不安や恐怖、心配といった感情を引き起こします。もともと日常生活を送る上で、不安になったり心配になったりすることは自然なことです。何らかのきっかけで、気分が落ち着かず、思い悩む日もあります。
人前で話す、注目される場面で緊張し、何か大きな失敗をすれば不安になるなど、なにかのきっかけに対し様々な感情を伴うことになります。つまり、不安や恐怖を感じることは、危険や脅威をもたらすものからの自己防衛する自然な反応だと言って良いかもしれません。しかし、その自身を守るための警告や警戒や過剰になると、危険でも脅威でもないものに対してまで、漠然とした不安や恐怖を感じるようになり、やがて自身の日常生活や社会生活が困難となります。
不安障害には、全般性不安障害、社会不安障害、パニック障害、強迫性障害、外傷後ストレス障害など、様々な種類があります。精神症状での強い不安や恐怖、イライラ、緊張、混乱などに加え、身体症状として発汗や動悸、心拍や呼吸の乱れ、下痢など消化器症状を認めるなど、その症状は多岐に渡ります。
不安障害の治療は、何に不安や恐怖を感じておられるか、生活にどのような支障が出ているかなどにより異なると言えます。また、ご本人の考え方や生活背景を知ることも大切なこととなりますので、症状の軽いうちに早めに専門家にご相談ください。
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